放射線被爆について-橿原神宮前駅から徒歩4分の平井歯科診療所-
こんにちは。奈良県橿原市の平井歯科診療所です。
今回はあまり知られていない放射線被爆についてです。
歯医者さんの検査に欠かせないレントゲン撮影では、見ただけではわからない歯や骨の様々な情報を得ることができます。
しかし、放射線があたることに不安がある方もおられます。
ではどれくらい被爆しているでしょうか?
放射線による組織・臓器や人体における影響の違いを考慮し、どれだけの影響があるのかを表す単位のことを
「シーベルト(Sv)」といいます。この単位で比較していこうと思います。
〇実際の被爆量
・2~3歯の小さなレントゲン撮影 →約0.01mSv
・お口全体のレントゲン撮影 →約0.03mSv
・歯科用CT撮影 →約0.1mSv
他にも一般的なレントゲン撮影や生活などしているだけで被爆する自然被爆というものもあります。
また、飛行機にのるだけでも放射線被曝は起こります。
・胸部レントゲン撮影 →約0.02~0.1mSv
・腹部レントゲン撮影 →約1.0mSv
・頭部CT撮影 →約3mSv以下
・胸腹部CT撮影 →約20mSv以下
・自然被爆 →約2.4mSv/年
・東京とNYの往復 →約0.2mSv
国際的に健康に影響を与えない放射線量は約100mSv/年が目安
歯科での被曝量は少ないのであまり心配する必要はないと思われます。
もちろん患者さんが最小の利益で最大限の情報、利益が得られるように気をつけて撮影していくつもりです。
〇妊婦さんについて
妊娠週により異なりますが、腹部に直接100mSvを超える放射線量で影響があると言われています。
基本的には防護エプロンをするため赤ちゃんでの影響はほぼないと言われていますが、やはり不安な方もおられると思います。
ご相談の上、レントゲン撮影を控える場合もあります。
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