こんにちは！奈良県橿原市の平井歯科診療所です。 今回は歯磨き粉の宣伝で使われているホワイトニング効果の真実についてです。 お口のお悩みの１つに挙げられるのが「歯の色」。 「歯の色がきになる」、「歯の色が黄ばんでいる」など歯の色を気にする方は年々増加しています。 〇歯の着色や黄ばみの原因 １、歯の表面の着色 ２、歯の中の変色　　　に分けられます。 歯の表面の着色であれば、機械的な汚れを除去する「歯のクリーニング」によって改善します。 歯の中の着色は薬剤で歯の変色を除去する「歯のホワイトニング」によって改善されます。 ここで問題になるのが、 ・歯のクリーニングによって黄ばみがとれ、自分の歯の色に戻ることで歯が白くなったように見えること ・歯のホワイトニングによって歯自身が白くなること この２つの全く違う意味が同じ「ホワイトニング」として呼ばれていることなのです！！ そのためホワイトニングといっても「歯のクリーニング」のことを言っているのか、「歯のホワイトニング」のことを言っているのかを自分で判断しないといけないのです。   それでは本題 歯磨き粉のホワイトニング効果とは…… 歯の表面の着色や汚れを取りやすくする効果があるという意味なので「歯のクリーニング」をさします。 なのでいくら磨いても歯そのものの色は変わりません。 逆に必要以上に磨くとエナメル質が削れて余計に黄ばんで見えます。 しっかりと歯を白くしたい時は歯科医院を受診して相談しましょう。   他にもホワイトニングと謳われる商品が… セルフホワイトニング、ホワイトニングスポンジ、ホワイトニング歯ブラシ、ホワイトニングリキッド、ホワイトニングマウスウォッシュ　など 購入する際は十分注意しましょう。 インスタグラム ↓↓↓ https://www.instagram.com/hirai_dental.clinic/