フッ素についてー3- 橿原神宮前駅から徒歩4分の平井歯科診療所
こんにちは、今回はフッ素の第三弾!
フッ素は安全と言われていますが、ではどれくらい安全なのか?どれくらいの量まで大丈夫なのかについて注意事項も含め解説していこうと思います。
◎歯磨き粉のフッ素量
1~2歳(体重約10kg)の場合
check-up バナナ 500ppmFは1本60gなので60g×0.05%=30mgのフッ素が配合されています。
歯磨き1回量は1~2歳くらいであれば約0.07g(約3mm)でフッ素量は約0.035mgになります。
1日3回で約0.1mgの使用量になります。
3~5歳(体重15kg)の場合
check-up kodomo 500ppmFは1本60gなので60g×0.05%=30mgのフッ素が配合されています。
歯磨き1回量は3~5歳くらいであれば約0.13g(約5mm)でフッ素量は約0.07mgになります。
1日3回で約0.21mgの使用量になります。
◎フッ化物洗口のフッ素量
check-up洗口液(450ppmF)は1本250mlに112.5mgのフッ素が配合されています。
未就学児は約5ml(5g)でうがいをします。
1回のうがいに入っているフッ素量は約2.25mgになります。(歯磨き粉1日量の約10~20倍)
フッ素量のまとめ
<結論>
- 歯磨きした時の歯磨き粉を飲み込んでしまっても量的にはほとんど問題ない
- 歯磨き粉のチューブを約2/3~1本飲んでしまうと急性中毒になる可能性がある (子供の届かないところに置きましょう)
- フッ化物洗口の1回量のフッ素量は歯磨き粉1日分のフッ素量の約10~20倍
- 洗口液を日常的に飲み込んでしまうと慢性症状を引き起こす可能性がある
- 洗口液50ml(約10回分)を1回で飲み込んでしまうと急性中毒の可能性あり