アナフィラキーショック- 橿原神宮前駅から徒歩4分の平井歯科診療所-
奈良県橿原市の平井歯科診療所です。
今回は「本当に怖い!アナフィラキシーショック」についてです。
名前は聞いたことがあると思いますが、どういった症状でどんな処置をすれば良いか知っていますか?
〇アナフィラキシーとは
アレルギー反応の中でも特に重篤な状態で、アレルゲンによって複数の臓器や全身にアレルギー症状がでます。
生命に危機を与える可能性のある過敏反応です。
〇アレルギー症状
〇アナフィラキシーショック
複数のアレルギー症状+血圧低下や意識障害を伴う状態です。
できるだけ早く適切な処置が必要になります。
アナフィラキシーショックが原因で心停止・死亡する例も報告されています。心停止するケースの平均時間は注射薬物で約5分、蜂毒で約15分、食物で約30分程度と言われています。
(アナフィラキシーがすべて心停止に至るわけではありません)
〇原因となるアレルゲン
・食物
・薬剤
・ラテックス(天然ゴム)
・蜂毒 など
症状の程度はかなり個人差があります。
〇歯科治療でも注意が必要
・歯科用グローブ
・歯科麻酔薬
・処方薬剤 など
アレルギーをお持ちの方、初めて歯科治療をする方は事前に伝えておきましょう。
〇治療
症状を抑える薬で即効性があり、効果も高いアドレナリンの筋肉注射が第一選択。
「アドレナリン自己注射液(エピペン)」です。
アレルギーのある方は医師より処方可能で、ペンタイプで持ち歩きやすいです。
〇まとめ
アレルギーのあるものをたべたり、接触したりしないのが一番です。エピペンは本人以外にも家族や友達などの周りの人にも必ず使い方を理解してもらうことが大切です。
どこで症状がでるかもわからないですし、症状が出た人に出会うかもしれません。なのでみんながエピペンを使えるようになるのが理想だと思います。
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